哲学・心理
確証バイアス
かくしょうばいあす 別名:confirmation bias・確証偏向意味
確証バイアスは、すでに持っている考えや予想を支持する情報を探し、その考えに合う形で証拠を解釈しやすい傾向です。本人が情報を操作するつもりがなくても、気づかないまま起こる場合があります。
解説
心理学者レイモンド・ニッカーソンは、確証バイアスを、既存の信念、期待、仮説に有利な方向で証拠を探したり解釈したりする傾向と整理しました。たとえば、ある人を「冷たい」と思うと、返信が遅かった場面は覚えていても、困った時に助けてくれた場面を軽く受け取ることがあります。一つの印象が、次に何を見つけるかまで左右している例です。
ピーター・ウェイソンの二、四、六課題では、参加者が三つの数に隠れた規則を推理しました。多くの参加者は、自分が考えた規則に合う数列を試し、合わない数列を十分に試しませんでした。合う例だけを重ねても、範囲の狭い別の規則が残るため、正解に近づけないことがあります。この課題は古典的な例ですが、後の研究では、偏りに加えて検査方法の選び方からも分析されています。
占いの結果を振り返る時は、質問、引いたカード、読んだ内容、期間を結果が分かる前に記録し、当てはまった点、外れた点、どちらとも決められない点を同じ基準で分けます。さらに、「どんな結果なら、この解釈は外れたと判断するか」も先に決めておくと、後から言葉の意味を広げにくくなるでしょう。